井深大 自由闊達にして愉快なる―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

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井深大 自由闊達にして愉快なる―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)を読んだので、読んだときにメモった文章とかをメモ代わりに。

この本について

1962年にソニー創業者の井深さんが日経新聞の「私の履歴書」に語った内容。冷静に考えればそうなのだけど、半世紀以上の前の話ということで、とても昔と感じる時代だった。
とはいえ、やっぱり半世紀くらいではそんなに変わらない部分あるんだなと思う言葉がいくつかあったので、メモ代わりにここに。

ソニーの設立趣意書

こちらでちゃんと見れる。さすが。

Sony Japan | 設立趣意書

最も有名な言葉であり、この本のタイトルの一部になっているこの言葉。

一、真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設

これは今の時代のTech中心の会社における、エンジニアが最大限に力を活かせるようにするという話と全く一緒だなと思った。

エンジニアファーストというのは、シリコンバレーの文化と勝手に思っていたけど、むしろもっと前からソニーが言っていた言葉なんだと思った。むしろ、これを徹底できることが強いのだなというのは、少し前でも今でも同じで、とにかくそこを大事にしていく必要があるという学びになった。

印象的だった言葉

何を開発するかという目標は、自分の好奇心や興味に基づいている。その目標がニーズに重なっている

技術のための技術ではなく、生活を豊かにする技術こそ、意味がある

不完全より良い点を見て素性がいいと見ぬく

目は常にお客様。お客にどう新しいものを提供するか、そのために企業はある

計画を作ると目的と手段が逆転してお役所仕事になる

専門家が嫌い。素人がまっさらなところから考えた方が面白いアイデアがでる

あくまで人間が中心

コミュニケーションは相互。命令ではない

デジタル、アナログという道具立てではなく、人間の心を満足させることを考えないといけない

21世紀では科学技術だけではなく、心の開発が進まないとダメ

AIがどうこうではなく、人間が中心であったり、21世紀では科学技術だけではなく、心の開発が進まないとダメと言っているのが改めてすごい。定期的に見返すべきな気がしてきた。

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