Yahoo!JAPANさんが主催する、Yahoo!JAPAN Marketing Summit 2019というイベントが開催されていたので、足を運んできた。
先日開催したCX DIVEやICC FUKUOKAのセッションでもお世話になった井上さんがいろいろと仕掛けてそうで面白そうだなーと一般抽選枠で申し込んだら、たまたま当選。
ありがたく会場に行ってみた。
全体的に思ったこと
まとめは他の方がまとめてくれている(下部に貼ります)ので、全体的に思ったことをラフな感想として。
想いが大事
会社を興す、サービスを立ち上げる、プロジェクトを推進する、その時に大事なのは中心となって進める人の想いや熱狂が大事。
ここは、先日のCX DIVEでも何度もそういう話が出ていた。
いわゆる強いブランドと言われるものには必須なものだよねと最近改めて思う。ブランドとは、企業やサービス、プロダクトに「人格」を持たせるものだと思うけど、その裏に本物の熱い想いがないと、「ブランドの人格」も熱いものにならないはず。
それを、バスキュールの朴さんは、「業」と言っていた、面白い。
それが広告だとしても、プロダクトに、市場に、強い想いがないといけないと思う。
そこを改めて思ったなぁ。
想いみたいな話、ちょうど糸井重里さんがイベントで話されてた記事出てた。
これだよなぁ、大事なの。
"楽しいことを突き詰めていっちゃう感じが大事なんだと思いますね。"https://t.co/fC0boWOgAN#YJMS2019— Takehiko Kawakubo|#CXDIVE 統括& #銭湯マーケ部♨️ @PLAID (@kawatake) May 17, 2019
最初のセッションはもっと広く広告について話してもらいたかった
最初のセッションで好かれる広告、嫌われる広告の議論のスタート地点が、「オンライン広告」についての議論であり、いきなり狭い部分から始まった印象。
オンラインをメイン領域とするYahoo!さんのイベントなので、それは良いのだけど、もっと広い話で議論してほしかったな。
まあ、イベントの趣旨の話なので、それはまあそうだよなぁということで問題ではないとして。
「なぜ広告が嫌われるようになったのか」は、もうちょっと丁寧に話した方がいい気がするけどなぁ。
ウェブでの体験を無理やり阻害するようなものは嫌われてるけど、それが全ての広告を指すような言い方って好きじゃないんだよなぁ。みんながウェブの世界だけに住んでるわけではない。
#YJMS2019— Takehiko Kawakubo|#CXDIVE 統括& #銭湯マーケ部♨️ @PLAID (@kawatake) May 17, 2019
最近、アタックZEROのCMが主婦層にめちゃくちゃ刺さってるというの聞いた。
知らなかったけど、住んでる世界が違うと実感した。こういうのが相変わらず好かれる広告というのはどう捉えるか、みたいたことも話してもらいたい。https://t.co/TYtIAGlkUF#YJMS2019— Takehiko Kawakubo|#CXDIVE 統括& #銭湯マーケ部♨️ @PLAID (@kawatake) May 17, 2019
自分で書いてて思ったが、いきなり広告(しかもオンライン広告)の話が展開されたから違和感で、もっと広く企業やブランドと生活者とのコミュニケーションということを話した方が、大きく考えるに当たって良いんじゃないかと思った。
まあYahoo!さんの主催だから、前提はオンラインか。#YJMS2019— Takehiko Kawakubo|#CXDIVE 統括& #銭湯マーケ部♨️ @PLAID (@kawatake) May 17, 2019
データやデジタルの否定に対しての受け止め方
データとかCRMを否定する声に対して、「そうだよね!」みたいな礼賛多かったようだけど、ほんとにそれでいいのかな?
自分も今までの経験や今やってることは、ほぼほぼオフライン派なので、オフラインの良さだったりはすごく分かる。
その時に、やっぱりデータじゃ分かんないよねーと、昔の時代に戻るのではなく、その先にデータやデジタルの可能性として何ができるのか、どういう世界がやってくるのかも、考えないといけないなーと思った。
デジタルやデータで今できないから、やってこなかったは良いんだけど、これから先もそれでいいのか?という視点は大事だなと。
ではどうすればいいのか?の前向きな議論がこれからありそうで、楽しみ。
良い機会でした。
他の方々の素晴らしいまとめ
既にまとめが作られていたり、 #YJMS2019というタグでけっこう実況されていたので、そちらを見てもらうのが良さそう。
モーメントの匠 @wakawaka_as さんによるまとめ
ほったさんによる早すぎるまとめ
- #YJMS2019パネルディスカッション①「DOUBT! THE CREATIVE」レポート
- #YJMS2019 パネルディスカッション② 「DOUBT!THE MEDIA」イベントレポート
- #YJMS2019 パネルディスカッション③ 「DOUBT! THE PLANNING.」
▼タイムラプス完成画像です #YJMS2019 pic.twitter.com/E963JhAGKt
— まりん@グラフィックレコーダー (@_okinawaa) May 17, 2019