マーケティングアジェンダ2018に参加して思ったこと

5月9日〜11日に沖縄の読谷村、残波岬にて開催されたマーケティングアジェンダ。
マーケティングに関わる宣伝部、マーケティング部の方々と、協業するパートナーが一堂に介する場。

公式サイトの紹介。

日本最高峰のマーケティングカンファレンスを目指して。

マーケティングアジェンダは、国内外のブランド企業のトップマーケッターが300人以上、集結する合宿形式のカンファレンスです。それぞれの業界の取り組みや課題解決に向けた方法を3泊4日で集中的にディスカッションし、刺激し合うことで仕事に役立つネットワークを深めます。

コミュニケーションを楽しむ場。

カンファレンスの4日間には、さまざまなプログラムが用意され、過密スケジュールです。「マーケティングの目的とは何か?」「結果を出すために必要な施策は?」など、百戦錬磨のマーケッターとのディスカッションやネットワーキングが、これまでの常識を覆すイマジネーションを生み出します。そのハードコミュニケーションを楽しんでください。

最高のパートナーに出会える場。

クライアントとパートナーが課題を共有し、一緒に悩み、成長できるパートナーシップのあり方を模索します。様々なビジネスマッチングの機会を生み出し、今後、何に取り組むべきか、新たな視座を発見できる場となります。
最前線で奮闘し、最先端を見続けている仲間と語り合うことで、これから先、取り組むべき道筋が把握できます。まさに、個人の能力を深化させていく場なのです。「カンファレンス」と「ネットワーキング」が高いレベルで両立したマーケティングアジェンダへの参加をぜひご検討ください。

そういうわけで、パートナーとしてKARTEの紹介のために行きつつも、マーケターに使ってもらうサービスとしてのKARTEを取り巻く環境の理解、そして今年はKARTEのマーケティングを本格的に推進していくにあたっての勉強のためという幾つかの理由のために参加。

せっかくなので、参加して思ったことの感想、メモを。
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#yappli 主催の #MobileMarketingUpdate にて、 #モテクリエイター の #ゆうこす が思ってた何百倍以上すごかった

タイトルの時点で、どうかなと思うけど、このままシェアされた時にどうなるかなという実験。
元HKT48、その後「モテクリエイター」という肩書でちょうどこの半年注目していたゆうこすこと、菅本裕子さん。

半年前のこの記事(「モテクリエイター」誕生の裏に人知れぬ苦労あり。ゆうこすと椎木里佳が語るSNSのリアル)で、めっちゃいいこと書いてるあると思って、それ以来注目していたけど、今日はyappli主催のMobile Marketing Updateに基調講演で話していて、初めて生で見て、もうめっちゃファンだわと思うくらい感銘受けたので、メモ。

元アイドルながら、それだけでうまくいってなかったというエピソードがあるゆうこす

エピソードとして凄いなと思ったのはこの話。

脱退後、初めてイベントを開いた際のお客さんは、男性3人だけでした。HKT48時代は握手会には行列ができていて、テレビの撮影や取材が入っていました。

脱退の際も、すでにTwitterのフォロワーは4万人ほどいる状態でしたから、「イベントを開けば人は集まる」「自分にはやりたいことを実現できる力がある」と過信していたのかもしれません。それが、いざイベントを開くとお客さんはたった3人。ここで「フォロワー=影響力」ではないと気づかされました。

今日聞いた話だと、マリカーイベントだったのに3人だったらしい。
ここから、SNSの投稿に工夫して、いろいろやったという話が凄いなと思っていた。

この辺のエピソード。

それぞれのSNSをどんな場にするかは、きちんと決めました。Twitterで投稿をリツイートする時の女の子は「共感」によって行動を起こしています。だから私の「おはよう」なんてリツイートされないし、仮にされたところで、それを見た人に広がっていくことはないですよね。なるべく共感してくれて、拡散される情報を意識していました。

インスタの場合は「#(ハッシュタグ)」で掘り下げる人が多いので、ハッシュタグを増やして、私を知ってもらう機会を増やす。YouTubeは年齢層が低いので、わかりやすいもの。ブログは少し閉鎖的な、距離感の近い場所にしようと考えて、熱量のある言葉を。LINE LIVEは“生感”を意識しています。SNSのフォロワーとは違う層にアプローチしたいので、美容情報に固執していません。お酒を飲みながら配信したり、渋谷の街中で配信したり。変わったことをして面白いな〜と思ってもらいたいです。

もうこれだけで、企業の全SNS担当の人たちが目にしている内容。
すごい。

ゆうこすは説明も、資料作りもうまい

約800人いる場で、バリバリのビジネスパーソン相手。
緊張します、と言っていたけど、そのプレゼンのやり方(動き方、話し方)も非常にうまかった。

例えば、冒頭でのこの発言。

写真を撮ってもらうハードルをうまくさげる1スライド。
このスライドをパワポでちゃんと数十枚作ってきたらしいので、偉すぎる。

いらすとや

知ってるのか、知らないのか分からないけど、無邪気さがいい。

とにかく優秀すぎるマーケターだと思った

話せる、資料作れる、なによりその視点がいい。
もうかなり優秀なマーケター。

その時に思ったこと。

登壇直後にちゃんとチェックして、いいねつけて、後押し。
すごいな。

というわけで、もともと凄い、ファンだって思っていたけど、さらに凄いと思った今日。
一方的な企業の押しつけじゃなくて、相手のことを考えるコミュニケーション、をしっかり実践できるいるって、凄いなぁと思った感想。

最後はこれね。
この福岡仲間ブーストで、何倍もよく聞こえた気もある。

今日はこのあとのセッション含めて、すごく良い刺激を受けた気がする。
行かないと分からない空気感、ある。

編集者 若林恵×クラシコム 青木耕平対談 が印象残りすぎる

クラシコムの運営するコーポレートメディア(オウンドメディア?)のクラシコムジャーナルに掲載されていた、元WIRED編集長 若林恵さんと、クラシコムの青木さんの対談が印象に残りすぎる言葉だったので、メモとして印象に残った言葉を残していくスタイルを試してみる。

書く人/編集する人、そしてメディアが果たせる役割とは──編集者 若林恵×クラシコム 青木耕平対談 前編

読んでおきたい、これからの話。WIRED元編集長・若林恵さんが語るメディアの行方
「書くとき?読者なんて一切見てない。あと、文章が下手なやつって……」青木若林さんの目から見て、「北欧、暮らしの道具店」はどんなふうに見えているのかを直裁的に教えていただけたら会話の出発点になるのでは、

ものを作る時には主観でしかない

相手のことを考える、読み手、受け手のことを考えるって大事というのが当たり前のような感覚あったけど、そうじゃなくて、やっぱり自分の主観で押し通すしかないんだな。

若林
僕はお客さんってあんまり興味ないんです。「作りたいもの」と「読みたいもの」があったとして、お客さんの「読みたいもの」って客観的には明らかにならないものだと思うから。あくまでも作ってる側の主観的な想像でしかないわけで。

自分が書いている言葉の中に読み手がいる感じなんですね。もうちょっと広い言葉でいうと「社会と対話する」みたいなことで、自分も当然にその社会にはインクルードされている。当然「社会」には主観も含まれていて、だからこそ文章ってのは、主観と客観とが入れ子構造みたいなかたちでお互いを包合しあってるようなものとしてあって、それは分離不可能なものとして存在してるんです。

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アドテック活用講座で、イベント出展について学んだ話(無駄な名刺交換はやめよう)

今週、アドテック活用講座というアドテック東京への出展を検討している企業向けの説明会があったので、参加してきた。
昨年からいくつかのイベントに出展することがあり、その中で自分なりに考えていることがあったけど、その思いを強めることになった学びと深く感銘受けた話をメモとして。

広告主はどういうブースに興味を持つのか?

冒頭は、広告主企業がアドテックに参加した時に、どういうブースに興味持つのか、またその後ビジネスにつながるのはどういう場合かという話。

“広告主は人見知りだから、声かけて欲しい”

これは面白かった。
人によってそのスタンスは違うので、なんとも言えないけど、15秒〜1分くらいのセールストークを持って話してもらえると分かりやすいというのはそうだよな、と思った。
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Newspicks/Jリーグキックオフカンファレンス2018 に行ってきた

JリーグキックオフカンファレンスとNewspicksとのコラボ企画

キックオフカンファレンスというJリーグ開幕前恒例のイベントがあり、その日の夕方にNewspicksとの共催で一般向けに(正確にはNewspicksアカデミア会員向け)開催されていたコラボ企画に行ってきたので。そのメモに。会の概要はこちら。

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DIGIDAY PUBLISHING SUMMIT 2018に参加して思ったこと

昨年のDIGIDAY BRAND LEADERSに続き、DIGIDAY PUBLISHING SUMMITに参加。
BRAND LEADERSは、いわゆる広告主企業と言われる企業を中心とした集まり。

今回のPUBLISHING SUMMITは、新聞、雑誌、テレビ局といったコンテンツをPUBLISHする企業中心の集まり。
どちらの会にも、課題を解決するためのテクノロジーを提供するパートナーとして参加してきた。

前回の感想

前回は、2017年8月の開催。
久々に広告文脈の話だったと思いだした。
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転職の成功と失敗、何が人生を良かったものとするものなのだろうという話

3年ちょっと前、会社を辞めることを決めて、転職活動をしていた時期にある人に言われたことが今も頭に残っている。

「自分の周りではベンチャー/スタートアップに行って『成功した人』がいないから、頑張って欲しいし、その後の経過を聞かせて欲しい」という言葉。

その時は、「なるほど、やはり世の中甘くないなー、頑張らないとダメだな」と思っていたけど、その後スタートアップで働いて3年経って今でも改めて思うけど、その人に『成功』と思われるのはどういうことなのだろうか、頭から離れない。

今現在でも、会社の事業はまだまだこれからで、事業としてはこれから頑張っていけばいいと思うけど、自分の転職が成功なのか、失敗なのか、自分でもわからない。
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ゼミのOB/OG会に参加してきた2018

昨日、大学時代に所属していた野良ゼミの片平ゼミのOB/OGに参加してきた。

過去のこの記事にも書いたが、野良ゼミであり、単位のもらえない有志のゼミである。

自分がゼミに入った年(2004年)から、有志のゼミに移行したので野良ゼミ1期生であるが、そこからまだ10年以上続き、近年では10人以上が毎年在籍してむしろ勢力が拡大しているみたい(当時は6名だった)。

OB会はここ数年は、赤坂にある「分店 なかむら食堂」を貸切にして開催されている。

昨年は初めて欠席したので、2年ぶりに参加。相変わらず先生が面白かったので、メモとしての記録。
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本の感想:アクセル デジタル時代の営業 最強の教科書

概要

インバウンドマーケティング支援サービスである「Hubspot」における営業組織の構築と、営業の進め方についての解説本。

流れは分かりやすく、4章までは一般に応用できそうな4ステップがあり、最後にどうやって「Hubspot」によって実践したかという話につながる。
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